日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告

第207回大阪駅前水曜集会




日  時 : 2023年12月6日(水) 19:00〜
会  場 : ヨドバシ梅田前

【報告】


12月6日、今年最後となる水曜集会に寒い中38名が集まり、「水曜デモの歌」から始まりました。
関西ネットから、11・25女性暴力撤廃国際デ−を迎え、24日に大阪市役所前スタンディング行動を開催、12月3日には「メディアは「慰安婦」問題の何をどう伝えてきたか」をテ−マに、フリ−ライタ−の小川たまかさんを招いて学習会を行ったことが報告されました。




続けて11月23日の韓国ソウル高裁判決について報告。地裁判決を破棄し、「慰安婦」被害者らの訴えに「主権免除」を適用せず、日本政府の反人道的犯罪行為を断罪する画期的な判決であり、国家中心から個人の人権尊重に発展している国際法に倣ったものです。
今も続く紛争地やガザにおけるイスラエルの攻撃など、国家による暴力に苦しむ人々に希望を与える判決であることを確認しました。



次に、朝鮮高級学校無償化連絡会から、全国の無償化裁判はすべて棄却、大阪の初級学校が8校から4校に再編されるなど厳しい状況でも子ども達は元気に頑張っていると報告。
最近出版した『当たり前の権利を求めて』の本を是非読んでほしいと呼びかけました。


 
次にイスラエルのガザへの殺戮について、すでに殺された人は15,899人、子どもは6,600人、女性は4,300人、負傷者は4万人を超えていると報告。
病院や学校、避難所を集中攻撃しており、ジェノサイドそのものであること、バックにアメリカの存在があるとし、それを支えている日本政府の姿勢も批判。
イスラエルの虐殺と民族浄化を許さず、世界中で立ち上がった人々とともに声を上げていこうと訴えました。



「キボタネ」の若者から、ジャニ−ズ事務所の性暴力問題について報告がありました。10月についに恐れていた事、被害者の1人が誹謗中傷という二次被害や被害申告の無視、抹殺によって追い詰められ、自殺したことを伝えました。
真相究明も被害者が800人いるのに23人しか調査していないという体たらく、メディアはまともに報道しない。
日本の現状を変えていかないといけないと訴えました。



釜ヶ崎の仲間から、12月28日から始まる越冬闘争への協力が呼びかけられました。
今年最後という事で、「ハナ」と「共に行こうこの道を」皆で大合唱しました。
最後にシュプレヒコ−ル、来年に向け、あきらめず、元気よく闘うことを誓い合いました。

※来年の水曜集会のスタートは第2水曜日1月10日です!!





2023年12月06日(水) No.175 (報告)

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