日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告
第206回大阪駅前水曜集会
日 時 : 2023年11月1日(水) 19:00〜
会 場 : ヨドバシ梅田前
【報告】
40数名の参加のもと〈水曜デモをご存知ですか?〉の歌から始まりました。
11/25「女性への暴力撤廃の国際デー」から12/10「世界人権デー」は、国連の暴力撤廃週間です。
☆初めに国際デーに関わる関西ネットからのアピールです。
まず2つの性暴力事件について。
大阪府狭山市、元市議の子どもたちへの性加害。信頼した相手からの手なづけ罪=グルーミング罪と言われる性犯罪が本当に多いこと。
陸上自衛隊、五ノ井里奈さんへの性暴力では、加害者たちは飲み会の場を盛り上げるためと開き直り、自衛隊は被害の訴えを隠ぺいしてきました。あらたな海上自衛隊の性加害も起こっており、問題の根深さを表しています。
人権や民主主義をうたう市民運動の場でも女性の人権は後回しにされやすい、性暴力被害をなくすための大切なステップとして、身近なサバイバーの話しを聴いて信じようなどと紹介されました。
☆イスラエルのガザ攻撃に抗議してこられた、Aさんのアピールです。
イスラエルは1948年、アラブ、パレスチナ人を大虐殺、追放して建国されました。
ナクバ(大災厄)と呼ばれ、居住地を追われた人びとは、70年を経て560万人(2018年)もが難民となっています。(パレスチナ子どもキャンペーン統計)
75年を経ても差別犯罪、空爆など繰りかえしていますが、世界にはホロコーストを総括しない建国に反対するユダヤ人もたくさんいます。
爆弾により亡くなった作家ガッサーン・カナファーニーは『小さなランタン』で、一人の声は小さくても、ランタンを持ちより声をあげる大切さを想い、即時停戦の上で植民地主義、人種主義を問わないとジェノサイドは終らないと話されました。
最後に岡真理さんの言葉を紹介。
「地獄とは人々が苦しんでいるところのことではない、人々が苦しんでいるのを、誰も見ようとしないところのことだ」
☆水曜ダンサーズの踊りのあと、2002年にガザ地区を訪れたBさんのアピールです。
ガザへの無差別爆撃は、3週間で8000人以上の死者、ガザ人口の4割は14歳以下の子どもたちで、即時停戦に一刻の猶予もありません。
テロと無関係な農地、生活に必要な施設が毎回、徹底的に破壊されています。
土地、生活の糧、移動の自由、尊厳などを奪われている占領の暴力。ハマスによる実行支配との報道は間違いです。2002年ガザを訪れたとき、空港は破壊され、漁師たちも海に出ることを禁じられ、狭い制限区域内でも銃撃を受け、人権侵害を受けていました。
起こっているのはアメリカの強力な軍事力を後ろ盾にしたイスラエルによる虐殺です。一緒に声をあげてください。
☆映画「金福童」のエンディングソング「花」を歌い、「女性への暴力撤廃の国際デー」の2つの取組みを案内しました。
・11/24(金)スタンディング
・12/ 3(日)学習会 講師、小川たまかさん
☆即時停戦と、できることをしよう!と呼びかけ、シュプレヒコールを共にあげました。
2023年11月01日(水)
No.169
(報告)
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