日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告
第200回大阪駅前水曜集会
日 時 : 2023年5月3日(水) 19:00〜
会 場 : ヨドバシ梅田前
【報告】
200回目の大阪駅前水曜集会は、前日に亡くなられた韓国の「慰安婦」被害女性と、4月に亡くなられた、被害女性に寄り添いながら執筆活動を続けられた川田文子さんへの祈りから始まりました。
Swing MASAさんによる追悼と反戦の思いを込めた「Don't Kill(殺すな)」のサックス演奏に参加者から「戦争反対!」「殺すな!」コールがあがり、足を止めて聴き入る若者たちもいました。
全員でオープニング曲「水曜デモをご存知ですか」を4番まで歌い、200回の歩みを振り返るアピールに移りました。
当初から参加するメンバーが、大阪駅前水曜集会は2005年の全国同時証言集会に取り組んだ若者たちによって、ソウルの水曜デモに連帯しようと始められ、サバイバーのバナーはその時から掲げていると紹介。
2009年初冬、証言集会や水曜集会に「在特会」が現れ、「慰安婦」被害者を貶め、在日朝鮮人を侮蔑するヘイト発言を投げつけました。
当時参加していたメンバーは、通行中の外国人も一緒に抗議の声をあげ、その場にいたホームレスの方も、「あいつらが悪い」と言ってくれたこと等を報告しました。
2013年からヨドバシカメラ前で開催するようになり、以降、欠かさず参加されている方は、関西ネットメンバ−の被害者に寄り添う思いに胸をうたれ、自分も共にありたいと思っている、入管法改悪など外国人差別が酷くなり、他国への侵攻の道を開く動きと繋がっていることに抗っていきたいと訴えました。
最後に、2017年から参加する青年が、若者を代表して発言。加害の事実をなかったことにしようとするこの社会で、サバイバーの尊厳を守るため、真実を訴え続けてきた皆さんに敬意と連帯を伝えたい、私たちも子どもたちが真実を学べる社会を築くために努力し続けたいと語りました。
心を一つに「共に行こうこの道を」を合唱し、カードセッション「花ばぁば」を披露。
「パウィチョロン(岩のように)」を踊った後、声明文を読み上げ、力強くシュプレヒコールをあげました。
85人の参加のもと、憲法記念日にあたって、被害女性たちが何よりも願った平和を守り、レイシズムと闘い続ける決意を新たにしました。
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2023年05月03日(水)
No.157
(報告)
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