日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告
金順玉(キム・スノク)ハルモニ逝去
〜 「正義記憶連帯」ブログより 〜
本日(12月5日)午前9時頃、日本軍性奴隷被害者金順玉(キム・スノク)ハルモニがお亡くなりになりました。
金順玉ハルモニは1922年ピョンヤンで生まれました。
家が貧しかったため7歳の時から他人の家で暮らし、子守などをしながら実家の助けをしていました。
20歳の時、工場に行けばお金を儲けることができるという言葉に、他の女性たち30〜40名とともに中国に連れて行かれ、黒竜江省にある慰安所で残酷な性奴隷被害を受けました。
解放後、中国人の家に隠れて何とか逃げて故郷に帰ろうとしましたが、その方法さえ分からず中国に留まるほかありませんでした。
そして2005年になってようやく祖国に帰ってくることができたのです。
金順玉ハルモニはナヌムの家で生活されながら、日本軍性奴隷問題解決のために熱心に活動をされました。
国内や海外にも行かれて証言活動をされ、水曜デモにも粘り強く参加されて声をあげました。
長い闘病生活にあっても訪ねると分かってくれて手を握り、微笑んでくださったのに、最近になって健康が悪化、お亡くなりになりました。
金順玉ハルモニ、どうか安らかにお眠りくださるよう願います。
ハルモニのご冥福をお祈りいたします。
葬儀はソウル・アサン病院で執り行う予定です。
2018年12月05日(水)
No.190
(訃報)
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