日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告

5.16吉村大阪市長への抗議行動




日  時 : 2018年5月16日(水)17:00〜 
場  所 : 大阪市庁舎

【報告】


5・16吉村大阪市長の暴言に抗議する!!
吉村大阪市長がツイッターで、マニラの像が撤去されたようにSF市の「慰安婦」像も撤去するよう発信したことを受け、関西ネットは抗議文を発表、抗議行動を行いました。



1.吉村市長への申し入れ行動 (17:00〜)

政策企画室秘書部の2名が対応。
私たちは抗議文(
)を読み上げるとともに、参加者らの発言をメモにとって市長に伝えるよう求め、意見を述べました。
―アメリカに像の撤去を求めるのは内政干渉だ。TWに載せた碑の撤去跡の写真は心をえぐられる惨い写真で、「慰安婦」被害者にとっては二次被害にあたる。ドイツ・ボンの女性博物館に「少女像」を設置することに日本政府がストップをかけたが、「歴史の時計を元に戻すことはできない」として「少女像」が設置されることになった。吉村市長の行為は行政のトップとして恥ずかしい。
国民の税で像の撤去に努めてほしいと書いているが、私たち納税者の考えは違う。市長の傲慢な態度は耐えられない。市長の勝手な考えで人権侵害をしないでほしい。
この日、東京では日本政府がフィリピン政府に圧力をかけた結果、マニラの「慰安婦」像が撤去されたことに対する抗議・申し入れ行動が行われたことが伝えられた。



2.大阪市庁舎前抗議行動 (17:30〜)

抗議文提出行動の報告後、SF市民の抗議声明を紹介し、各団体からのアピール受けました。

*おんな・子どもをなめんなよ!の会
本来なら被害者に謝罪して歴史的事実を直視して「慰安婦」像を国会前やこの市庁舎前に設置すべきだ。私たちはその日が来るまで「#Me Too」「#With You」の声をあげ続ける。

*朝鮮学校無償化を求める連絡会
補助金排除、拉致啓発チラシの配布や無認可の保育園も無償化の対象にしながら、朝鮮学校の幼児教育は排除するなど、露骨な差別・排外の背景には歪んだ歴史認識の問題がある。

*コードピンク大阪
13歳で「慰安婦」にさせられたフィリピンのトマサ・サリノグさんを紹介、歴史的事実は覆すことはできない。人間の尊厳を回復してほしい。

*歌
「ともに行こうこの道」

*関西ネット
加害国である日本がすべきことは謝罪であり、歴史の記憶、教育であり、像を建てるのもそのひとつ。しかし吉村市長は否決された大阪都構想を再び持ち出し、朝鮮学校補助金を停止したままだ。歴史認識のない大阪の行政に怒りの声をあげよう。私たちは「慰安婦」問題の法的賠償実現まであきらめない。

最後に市庁舎に向かって抗議のシュプレヒコールをあげました。

2018年05月16日(水) No.109 (報告)

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