日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告

「慰安婦」記念碑の否定は歴史と女性の人権否定! 勝手に姉妹都市解消するな!


〜吉村市長に対する申し入れと、大阪市役所前抗議行動にぜひご参加ください〜

「慰安婦」記念碑の否定は歴史と女性の人権否定!
勝手に姉妹都市解消するな!

日 時: 2017年12月7日(木)  17:00〜
場 所: 大阪市役所
呼びかけ団体: 日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク

【報告】


12月7日、18時より関西ネットの呼びかけに、「おんな・こどもをなめんなよ!の会」ら7団体が賛同して、吉村市長に抗議する大阪市役所前スタンディング行動を行いました。



スタンディングに先立つ17時より、およそ40人の市民らとともに政策企画室を訪れ、吉村市長への抗議申し入れ行動を行いました。
市役所前には100名を超える市民が集まり、各々横幕やプラカードを掲げ、また、キャンドルライトを手に抗議行動に参加しました。

経過報告に続いて抗議文が朗読され、また、サンフランシスコの市民団体<「慰安婦」正義連盟>が吉村市長に宛てた抗議声明と市民へのメッセージが紹介されました。

(抗議文はこちら→ )
(抗議声明はこちら→ )

各賛同団体からは、市民が積みあげてきた姉妹都市関係を市長の一存で壊してしまうことへの怒り、「慰安婦」問題の否定は女性の人権に対する認識の低さを露呈したもので、あまりにも恥ずかしいなど、怒りや疑問の声が相次ぎました。



その後、市役所に向かって全員でコールをあげ、個々にライトやパネルを持って市役所を一周して訴えを行いました。

● ブログの報告はこちら →


#サンフランシスコ市
◆ 「慰安婦」記念碑の寄贈を受け入れて市の公共物に決定!
11月22日(日本時間23日)、エドウィン・リー市長は市民からの「慰安婦」記念碑の寄贈を受け入れるとした議会決議に署名しました。
これによって碑は完全に市の所有物となりました。
この間、吉村大阪市長は公開書簡を通してリー市長に「慰安婦」碑を市として受け入れないよう繰り返し求め、受け入れた場合は姉妹都市を解消する圧力をかけました。

11月14日、SF市議会で碑の受け入れが全会一致で決議されると、今度はリー市長に対して拒否権を発動するよう要求しました。
こうした中でリー市長が署名に踏み切ったのは、市長として市民と議会の意志を尊重し、女性の人権推進を願って判断したものです。
この間私たちは、リー市長あて要望書への賛同を集めて、日本の市民の声として届けてきました。

(要望書はこちら→)

署名の前夜(日本時間22日深夜)、私たちが送った要望書には個人賛同135名、団体賛同48件、さらに33件のメッセージが添付されていました。

このように、頂いた署名およびメッセージはリー市長のもとに間違いなく届けられました。
ご賛同とメッセージをいただいたみなさまには心より感謝いたします。
しかし、吉村市長はこれを受けてサンフランシスコ市との姉妹都市解消を宣言しています。
2017年12月07日(木) No.167 (報告)

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