日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告

金君子ハルモニ 死去



「ナヌムの家」を訪問した鄭ヒョンベク女性家族部長官と対話をされる金君子ハルモニ(7/10)
<ハンギョレ新聞日本語版より>

1998年より20年余りナヌムの家で生活をされていた金君子ハルモニが7月23日、老衰で亡くなられました。
享年91歳でした。
日本政府からの公式謝罪も賠償も遂に受け取ることができず、痛恨の思いでいっぱいです。
金君子ハルモニの焼香所には学生・若者たちとカン・ギョンファ外交部長官をはじめ、国会議員らが次々と焼香に訪れました。
韓国の生存者は37名になりました。

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7月23日午前8時、京畿道広州ナヌムの家に暮らしていた 日本軍性奴隷被害者金君子ハルモニが亡くなられました。
1926年に平昌で生まれたハルモニは 17歳で日本軍に連行され苦痛を経ました。
1998年からナヌムの家で暮らしていましたが老衰で亡くなられました。
今年に入って二度ナヌムの家を訪問したときも体調がよくなく みんなが集まるリビングに出てくることもできないハルモニの部屋に会いにいきました。
うれしそうに迎えてくれ、おきあがっていろいろな話をきかせてくれました。
笑いながらまた来なさいと手を振ってくれたハルモニ。
これからは苦痛や痛みをすべて忘れ、安らかにお眠りください。
金君子ハルモニの冥福をお祈りします。

(挺対協)
2017年07月23日(日) No.198 (訃報)

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