日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告
深沢潮さん講演「声をあげ、声を聴く」
「〜日韓合意から10年〜 なかったことにはさせない!!今も続く女性差別と性暴力」
日 時 : 2025年12月18日(水) 18:30〜
会 場 : ドーンセンター 特別会議室
【報告】
2015年12月28日、日韓外相が日本軍「慰安婦」問題について会談し、共同宣言を通して「最終的かつ不可逆的に解決」したと宣言しました。
あれから10年、戦争と性暴力のない世界のためにと声をあげてきた各国の被害当事者は次々と逝かれ、日本政府は「『日韓合意』で解決済み」とした態度をいまだ改めようとしません。
そのような中で、今一度戦時下の性暴力を自分ごととして捉えなおし、社会に根ざす構造的なジェンダー格差や性暴力の問題に目を向けていこうと、作家の深沢潮さんをお招きし、学習会を持ちました。
司会進行は、「新しくきたナビ」のメンバーが担当しました。
深沢さんは、小説を書き始めたいきさつとして、「見合い結婚を経ての離婚後の喪失感の中で、自分の意志ではない結婚を書いてみようと思った」と話され、デビュー作『金江のおばさん』へとつながりました。
その後たくさんの小説を書いてこられましたが、日本軍「慰安婦」問題はハードルが高い存在で、「小説家になる」という自己利益のために、「慰安婦」問題を扱うことは許されないと思っていたことや、韓国留学中に「ナヌムの家」を訪問し、目を合わせることもしてくれなかったハルモニもいらして「それはそうだ」と、自分が「何も知らない」ことを反省したことを話されました。
その一方で、1970年代にペポンギさんに取材した男性によって製作された映画を見て、その内容に腹が立ち、自分もいつか「慰安婦」問題の小説を書いてもいいかも知れない。
でも書くためには沖縄戦の歴史的事実のことや日本軍「慰安婦」とされた人のことなどミスリードのないよう、しっかりと調べなくてはと、沖縄に通い、本島だけでなく、宮古島や阿嘉島、渡嘉敷島などでの取材や聴き取りを重ねました。
そして書かれたのが『翡翠色の海へうたう』でした。
聴き取りされたお一人で、阿嘉島での少女時代、区長から「慰安所」の女性たちの食事の世話を任され、「慰安婦」とされた朝鮮人女性たちと交流があったという方の証言映像も見せてくださり、90歳代のその女性が口ずさむ「アリラン」に、92人の参加者の多くが惹きつけられました。
最後に、日本軍「慰安婦」問題は、生きづらさを抱えた現代の若い女性たちとも地続きの問題であり、人間の問題だということを、小説を通じて伝えていきたいと結ばれました。
講演に続き、関西ネットからの集会アピール「『日韓合意』は日本軍性奴隷制被害者を再びふみにじった」を採択、深沢さんへの質疑応答のあと、「大阪水曜集会に参加しましょう」と呼びかけ、閉会しました。
アピール文はこちら →
2025年12月18日(木)
No.242
(報告)
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