日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告
3.8国際女性デーに連帯して、映画「ポドゥラッケ」上映会
日 時 : 2025年3月16日(日) 14時〜
会 場 : ドーンセンター 視聴覚スタジオ
【報告】
3.8国際女性デーに連帯して、映画「ポドゥラッケ」上映会
トークでは次世代と「慰安婦」問題との出会いや映画の感想を出し合いました。
冒頭2月16日に亡くなられた吉元玉ハルモニの生前の映像を紹介、求めに応じて何度も関西を訪問、証言や訴えを通して解決運動をともにした日々を振り返り、全員で黙とう。
映画「ポドゥラッケ」は韓国慶尚北道出身の被害者キム・スナクハルモニを描いた作品。
2010年永眠後に制作された映画は日本軍の性奴隷とされた証言だけでなく、戦後も遊郭や米軍基地のママさん、家政婦として働き続けた過酷な人生と、名のり出後の支援者らとの交流を描いている。
「慰安婦」問題の本質、今も続く家父長制社会の中で女性に押し付けられた規範や役割によって韓国社会においても阻害され、否定される存在としての苦しみが伝わる。
それは今を生きる(性被害)女性たちが抱え持つ苦しさと重なる。
トークタイムではファシリテーターと20代〜40代の若手3人が登壇。キボタネ(希望のたね基金)メンバーは証言活動を通じて一人ひとりを記憶し、継承することの大切さが語られた。
自らも関わるDV被害者支援について、加害者が謝ったからもう済んだ事と言うように、日本政府による謝ったからもう終わったことと抹消していく姿勢を厳しく問う。
韓国からの留学生は高校生の時に「慰安婦」の存在を知り、フェミニズムに興味を持ち、#Me Too運動に出会ったことが「慰安婦」問題に関わるきっかけという。
テレグラム性搾取事件や、尹大統領の戒厳令事態を受けた韓国市民らの反応、動きについて解説。
2004年に始まった全国同時証言集会からずっと「慰安婦」問題に関わる一方、パレスチナ問題にも取り組む女性はパレスチナの問題は日本の戦争責任と通底している、尊厳をもって生きる人々を暴力で踏み潰すことを許されないと話す。
声をあげ続けてきた世代から学んだことを次世代にバトンをつなぐという長いスパンで考えることで気持ちが前向きになるとも語る。
最後に「日韓合意」から10年、声をあげた人が責められ、バッシングされる社会で被害者にレッテル貼りをしていないか、そんな社会を次世代に引き継がせないよう、私たちが社会を変えようと呼びかけた。
雨天の中59名が参加、ぜひ上映会を企画したいなど感想が寄せられた。
展示:「慰安婦」問題の資料を展示
2025年03月16日(日)
No.227
(報告::3.8国際女性デー)
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