日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告

第222回大阪駅前水曜集会




日  時 : 2025年3月5日(水) 19:00〜
会  場 : ヨドバシ梅田前

【報告】




初めに司会者より、国連が3月8日を国際女性デーと定めて50年目の今年2月16日に亡くなった吉元玉ハルモニを紹介、金福童ハルモニと共に自分たちのお金で2012年3月8日にナビ基金を創設し、コンゴやウガンダ、ベトナムなどの性暴力被害女性たちを支えたことを伝え、全員で黙とう。



韓国留学時にハルモニに出会った女性は、お茶目で歌が大好きだった元玉ハルモニの思い出を話し、辛い体験を語ることで後世に平和を届けようとしたハルモニと一緒に闘ってくださいと訴えた。

Kポップファンになって日本軍「慰安婦」問題を知った若い女性は、日本の若者が最近、韓国の市民運動を評価し始めているように感じると語り、3月16日一緒に路上に立ち、楽しみながら不平等や政治について語り合おうと呼びかけた。



米兵による性暴力問題に取り組む女性は、2月12日、約30人が外務省大阪分室を訪問し、被害者への謝罪と丁寧な精神的ケア及び完全な補償、被害者のプライバシーの保護と二次被害の防止徹底、事件発生時の県・市町村等自治体への速やかな情報提供、米軍構成員等を特権的に扱う日米地位協定の抜本的改定を求める申し入れ書を提出したことを伝えた。



日東電工の韓国子会社が労組結成を理由に工場を閉鎖、210人の労働者を全員解雇したことに抗議して労働者らが来日、日東電工に団体交渉を求めて本社のあるグランフロント連絡橋で平日の12時〜13時に抗議街宣を続けており、参加・協力をと呼びかけた。



パレスチナ問題に取り組む女性は、今年、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」をぜひ観てほしいと語り、3月1日一時停戦期間終了後、ガザへの支援物資搬入を認めず、物資を服従の対価にしようとしているイスラエルの蛮行を伝えた。



最後に、映画「ポドゥラッケ」の主人公、金順岳さんの被害証言を朗読し、「共に行こうこの道」を歌い、参加者47人が心ひとつにシュプレヒコールの声をあげた。





2025年03月05日(水) No.224 (報告::大阪駅前水曜集会)

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