日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告

第216回大阪駅前水曜集会

日　時　：　2024年9月4日（水）　19:00～
会　場　：　ヨドバシ梅田前

【報告】

暑さが続く中、45人が参加しました。
水曜集会の歌の後、関西ネット報告では８・14メモリアルデ―集会の報告。
キボタネメンバ－による中国の楊秀蓮さん(被害女性の養女)の証言朗読、中国で被害者遺族らが日本政府を提訴した経緯を報告、そして具良鈺弁護士による「正義を求める声は世代を超えて～」の講演。
2023年11月の韓国の高裁判決を受けて国家の違法行為に対して主権免除は適用されなくなっている事を明らかにしました。

「パイチョロム」を踊った後、Mさんが、自分がかかわった証言集会のフィリピンのピラ―ル・フリアスさんについて話しました。
リラ・ピリピ－ナが発足した時期に名乗り出られたフリアスさんは日本に来たくはなかった、（被害は）自分を最後にしてほしいと言われましたが、京都に10日間滞在し、日本での楽しい思い出をつくってもらおうと取り組んだことが紹介されました。
(フリアスさんの詳しいお話はビラを参照)　

次に、「共に行こうこの道を」を合唱しました。
　
ガザについてKさんは攻撃から1年となる10月7日を前に、パレスチナの若者たちが「生きるに値する世界」を求めて立ち上がったことに思いを寄せて語りました。
国際司法裁判所もイスラエルの行為は国際法違反と勧告、イスラエルに加担している日本政府、企業を許さず、パレスチナと連帯していくことを表明しました。

次に夢州カジノを止める大阪府民の会より。万博に投入されている重機や労働力を能登半島の復興支援事業に投入すべきと訴え、今もメタンガスなど危険な状況で万博工事に従事している下請け労働者の命が危いこと、万博に子どもを動員することなど絶対阻止したいと訴えました。

続いて性暴力救援センタ－・大阪(SACHIKO)から緊急の訴え。
性暴力被害者のためのワンストップ支援センターとして大阪で唯一活動してきたが、現在存続の危機を迎えていること。
長年にわたって中心拠点の阪南中央病院が電話相談、医療保護、被害後のケアをしていたが、現在は補助金を打ち切られ、電話相談しかできない状態になっており、来年春にはなくなってしまうかも。
存続するために緊急署名を訴えました。

最後にシュプレヒコ－ル、継続して闘うことを誓いました。

2024年09月04日（水） No.213 (報告)