書籍購入のご案内
20年間の水曜日 日本軍「慰安婦」ハルモニが叫ぶゆるぎない希望
尹美香/著
梁澄子/訳
東方出版 2011年8月刊行
変形B5版 252ページ
1500円
この本は日本軍「慰安婦」問題とは何であるのか、
そして平和な世の中にするために何が必要なのかを、
中高生に訴えかけるように、とてもわかりやすく書かれています。
文字が大きく、写真や美しいイラストがたくさん用いられ、教育用にも最適です。
そしてそれ以上に、
あなたの心をハルモニの心情に惹きつけてやまないでしょう。
この本の収益は、韓国ソウルに建設される、日本軍「慰安婦」被害者のための
「戦争と女性の人権博物館」に全額寄付されます。
ぜひとも当HPよりご購入下さい。
「20年間の水曜日」は、日本図書館協会の審査で
選定図書に選ばれました
20年間の水曜デモを通して、ハルモニたちが私たちにくださった贈り物は数えきれません。若い私たちがハルモニたちに元気をあげたいと思ってきましたが、いつもハルモニたちから元気をもらい、希望をもらってきました。ハルモニたちから「人類愛」とは何か、「平和」とは何かを学び、ハルモニたちのおかげで「私たちの中にある暴力」を知り、「すぐそこにある類似犯罪」に気づくことができました。そして、それらの問題を解決するため、国家の枠組みを越えて手を取り合うことができました。
ハルモニたちが生んだ美しい奇跡を、より多くの人々と分かち合いたくて、本書を出版しました。私たちがハルモニとつないだ手、その手をもっと多くの人々とつなぎたいという思いをこの本に込めました。
(尹美香さん日本語版あとがきより)
著者 尹美香(ユン・ミヒャン)さん略歴
「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)常任代表であり、日本軍「慰安婦」ハルモニたちとともに毎週水曜日、ソウルの日本大使館前で水曜デモを開催しています。1992年挺対協が初めて結成された当時、幹事として活動しながら日本軍「慰安婦」ハルモニたちを訪ねて証言を録音し、広く世に知らせました。「世界中に私たちの問題を知らせてほしい」というカンドッキョンハルモニの遺言は、彼女に「信じて逝ってください。最後まで闘います」という強い意志と所信として残りました。自分と同じ犠牲者がでないようにしてというハルモニたちの意思を引き継ぎ、「戦争と女性の人権博物館」建設を推進し、EUヨーロッパ連合議会の決議を引き出すなど、日本軍「慰安婦」問題解決のために活発に活動しています。現在高校生の娘を持つ母でもある彼女は、日本軍「慰安婦」ハルモニたちの名誉と人権の回復のために、未来世代の若者に譲りわたす平和な世の中のために、今日も水曜デモを準備しています。
訳者 梁澄子(ヤン・チンジャ)さん略歴
通訳・翻訳業。一橋大学などで非常勤講師。在日朝鮮人「慰安婦」被害者・宋神道さんの裁判支援運動などを中心に、1990年初めから日本軍「慰安婦」問題に関わり続けています。現在「戦争と女性の人権博物館(WHR)日本建設委員会」代表、「日本軍『慰安婦』問題解決全国行動2010」共同代表。共著に『オレの心は負けてない』(樹花舎、2007年)など。
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