日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告

日本軍性奴隷制問題〜国際社会はどう見ている?!




日  時 : 2019年6月8日(土) 14:30〜
会  場 : とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ 視聴覚室
お  話 : 前田朗さん(東京造形大学教授)


このたび、法学研究者として人権問題や戦争犯罪論を専門としながら、日本軍「慰安婦」問題についても長年にわたって取り組んでこられた前田朗さんを講師に迎えて、学習会を開催いたしました。

【報告】



2018年11月、国連の強制失踪委員会は、日本政府の期待に反し、拉致問題を取 り上げませんでした。NGOの一員として国連でのロビー活動に度々参加しておられる前田さんは、それは「日本の問題」ではなく「朝鮮の問題」だからと指摘され ました。国連の出す勧告は、条約を批准している国に対して、問題の責任を取って解決を図るよう促すものという基本を理解していない日本政府の非常識が露呈しています。また、日本政府は20数年間ずっと「強制失踪条約は本条約が発効する以前に生じた問題に対して遡って適用されないため、慰安婦問題を本条約の実施状況に係る審査において取り上げることは不適切」と言い続けているものの、 委員会では無視されています。それは、「慰安婦」とされた女性たちの被害は今も続いているからであり、続かせているのは日本政府であることを前田さんは指 摘されました。  

自分は、屯田兵の子孫として生まれ、高学歴で、男性であることによって、普通に生きていたら植民地主義者となってしまう存在だと言われた前田さんから、自分の生き方を絶えず問い直すことの大切さも教えていただきました。

2019年06月08日(土) No.26 (報告)

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